2014年にNTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、そしてウィルコムという日本の携帯キャリア6社が、キャリアメールやSNS上で利用する絵文字の統一化を図ったため、現在では絵文字の使用が気兼ねなくできるようになりました。またLINEなどの独自のアプリ上では、キャリア規格に頼る必要がないため、多くの絵文字やスタンプ、そしてアニメーションスタンプまで普及し、利用者を楽しませています。しかしアスキーアートと共に、この日本で独自に発展した「顔文字」は、文字によって構成されるため、あらゆるツール上でほぼ同じように表現できることが保証されます。それだけに絵文字が広がった現在でも、この顔文字が廃れることはないのです。
代表的な顔文字紹介
ではここで顔文字にどのような種類のものがあるか紹介して行きましょう。これらの顔文字は、どの顔文字も細かな表情まで表現できているのが凄いところです。また日本では全角、半角という2種類の文字規格があるので、それ故に顔文字の幅広い表現が可能になり、それが顔文字の発展を押し進めたという部分があるのも間違いないでしょう。
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一番オーソドックスな「笑い」を表現する顔文字です。顔文字では相手に間違ったニュアンスで伝わる心配も多少ありますが、この顔文字ならその心配も少なく、まさしく定番の顔文字です。
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この「喜び」の表現もよく見かけます。「=」で頬っぺたの照れた感じを表現しているため、女性が使用することが多いようです。
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これも女性が使用することが多い、ほんわかとして「喜び」を表現するときに使う顔文字です。癒されたことを表現したいときなどにも、良くこの顔文字が使われています。
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これも超定番の顔文字です。涙が流れている喜怒哀楽でいうなら「哀」を表現した顔文字です。ただこの顔文字、慣れているとそれにしか見えませんが、初見だと理解に戸惑う方もいらっしゃるかも知れません。
もちろんこれら以外にも本当に多くの顔文字がありますし、また (ФωФ) の猫のように、動物を表した顔文字まであります。もし興味があったら一度調べてみて下さい。
海外の顔文字
最初の方で「顔文字は日本独自で発展した」と言いましたが、実は英語圏も独自の顔文字があります。ただ日本ほど表現の幅が広くなく、そして普及もしていません。何故か90度反転した形で表現するので、そのことが普及しなかった理由の一つかも知れません。 :) このような感じで、左を上にして見ないと何だかわからないのです。ただ慣れると、これが「笑い」を表していることは直ぐにわかりますね。